旧岩崎邸庭園へ (2004年2月6日)

〔2〕 洋館

建築家 ジョサイア・コンドルは11852年英国ロンドンで生まれ、明治1877年日本政府の招聘により来日。
鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂など多くの洋風建築も設計。
河鍋暁斎について日本画を学び、日本人を妻とするなど、終生日本を愛したそうです。

木造2階建・地下室付きの洋館は、本格的なヨーロッパ式邸宅で
近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。

17世紀の英国ジャコビアン様式を基調に、ルネサンスやイスラム風のモティーフなどが取り入れられています。
(パンフレットより)


サンルーム


玄関のステンドグラス 

 
ステンドグラスのいろいろ

ジャコビアン様式の意匠だそうです。

 

 

 

 
階段に丸い柱が立っていました。二階への階段の踊り場の床を支える為に後から付けたとか。
右は地下への階段で、地下道を通って撞球室へ行くことが出来るそうですが、未公開でした。

 
食堂の隅です。この扉は何段にもわけて開き、お客の食事の進行状況を見ることが出来ました。
奥に見える黒いところは、各部屋からの呼び出しが判るようになっているそうです。

各部屋の 天井・暖炉・床のモザイク模様・壁紙 は、すべてがそれぞれ異なっています。

 

 

 

 
床は絨緞が敷き詰められることなく、周囲はモザイク模様の板張りになっています。
これは、電気掃除機のなかった当時は、ほうきでゴミを四方へ掃き出して取ったそうです。

壁紙に使われた 金唐革紙  (↓クリックして下さい)

 

 
暖房用のスチームの模様もそれぞれ。

 
二階の洗面所ですが、排水がうまく出来ないようで、ここ一箇所しかありません。
向かいにシャワー室があり、そこで「おまる」を使ったのではないかとか。


二階のベランダ

ベランダの柱も一階と二階ではデザインが異なります。凄い拘りです。

第二次世界大戦後アメリカ軍に接収されていたので、中は相当に傷んでいたそうで、
修復には莫大な費用がかかったそうです。

〔1〕へ戻る  〔3〕へ  indexへ  総目次へ